アジアにおけるイシムカデ目の分類学的研究. : 1.与那国島と西表島から採集されたヒトフシムカデ属の1新種について
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概要
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沖縄の与那国鳥と西表島から採集された17触角小節をもつヒトフシムカデ属の1新種をMonotarsobius sunagawai sp.nov.(ヤエヤマヒトフシムカデ)と命名して記載した.本種は次の特徴により同属の他種から区別される:1)1列に並んだ3個の眼がある;2)雄の第14・15歩肢は他歩肢にくらべて著しく膨大し,第15歩肢の腿節と脛節の背側面に1条溝がある.また,第15歩肢脛節の背面先端に著しい突起があり,先端で幅広くなった13-16本のへら状毛が群生する;3)歩肢腹面の武装棘は14-15Vmt,14-15VmF,3-13VmTとなる.
- 日本動物分類学会の論文
- 1993-07-25
著者
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