SM41Aの高温疲労に及ぼす温度変動の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In the temperature range from R.T. to 500℃, the characteristic curves of high temperature fatigue strength of mild steel SM41A showed the maximum stress at 400℃ (so called the "peaking temperature") and the minimum ones at 150℃ and 500℃. Based on these results, the following four model conditions were adopted as the temperature variations. In model A, the specimens were held N_h cycles at 500℃ and then dropped to 150℃, while in model B N_h cycles at 150℃ and then raised to 500℃. Model C was a convex type such as the specimens were held at 150℃ in the first 30 minutes, then raised to 500℃, held there for N_h cycles and downed to 150℃ again. Model D was the same type as model A except the initial temperature was held at the peaking temperature instead of 500℃. The rotary bending fatigue tests were made under these temperature conditions at three stress levels. By taking the cumulative cycle ratio as the abscissa and log N_h/log N_<500> as the corresponding ordinate, we constructed log log N_h/log N_<500> versus Σn/N diagrams expressing the relation among repeated stress, hold-time and fatigue life simultaneously. The main results obtained from these diagrams were as follows: (1) The fatigue life at the second temperature was higher than those at the constant temperature both 150℃ and 500℃ for model A, B and C. (2) The fatigue life at the second temperature in model A was appreciably higher than that in model B. (3) For model D, with increasing hold-cycles N_h the fatigue strength reached the maximum value at the peaking temperature. (4) According to the microphotographs of specimens, a great deal of etch pits and slip bands were found in model D, while in the case of model A and C, they were not so much. They were hardly observed in model B.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1975-12-15
著者
関連論文
- HT60の大規模降伏脆性破壊靱性値に及ぼす板厚の影響
- 板厚の影響を考慮した大規模降伏脆性破壊特性の破壊力学的考察
- 大観模降伏脆性破壊強度に及ぼす試験片形状および板厚の影響について
- 大規模降伏脆性破壊強度に及ぼす板厚の影響について
- (199)エジソン型人材の教育方法についての提案 : 徳山高専機械電気工学科の創造教育(セッション57 創成教育X)
- 徳山工業高等専門学校における工業所有権教育(徳山工業高等専門学校校外発表論文,学術講演,著書,分担執筆など)(平成14年・9・6〜平成15年・9・5)
- 3422 徳山高専における学生特許
- 3011 PIC を用いた創造的ものつくり教育
- 機械構造用鋼の低サイクル疲労におけるき裂進展特性
- 部分接水振動をする長脚柱の減衰を考慮した応答解析
- 底置型海洋構造物の動的応力解析(第2報) : 衝撃応答
- 底置型海洋構造物の動的応力解析(第1報)
- ある人身過失事故の力学的解析
- 徳山工業高等専門学校における工業所有権教育
- (6)高等専門学校における工業所有権教育(第2セッション 教育システム(講義・演習)(II))
- (2)コンピュータ制御をテーマとした創造的ものづくり教育(第1セッション 教育システム(講義・演習)(I))
- 工業高等専門学校における創造教育の成果と検討
- (67)発想力・創造力の育成を目的としたメカトロニクス教育 : アイディア対決ロボットコンテスト(高専部門)の実践と指導(第17セッション 教育研究指導(II))
- (12)徳山高専における創造教育5年間の成果(第3セッション 教育システム(III))
- (8) 早期インターンシップの試み : 徳山高専2年生の総合実地演習(第2セッション 教育システム(2))
- (18)高専の専門教育における創造性向上策(第5セッション 教育システム(V))
- 円錐体による薄鋼板の貫通破壊
- 円すい体による金属薄板の貫通破壊
- 混合モード状態における脆性破壊基準の実験的評価について
- 有限要素法による混合モードに対する J 積分値の精度の向上について
- 高温クリープき裂先端近傍のひずみの計測とき裂の成長について
- 金属材料の疲労限度近傍における繰返し変形特性とひずみ-疲労寿命曲線
- 繰返し応力-ひずみ特性に基づく機械構造用鋼の疲労寿命の評価
- 機械構造用鋼の低サイクル疲労における表面き裂の進展特性とそれに基づく寿命の評価
- 低炭素綱の回転曲げ疲労による微小表面き裂の成長特性について
- Ti-6 Al-4 V合金の弾・塑性疲労き裂進展特性と低サイクル疲労寿命評価
- 319 Ti-6Al-4V合金切欠き材の低サイクル疲労寿命予測(形状記憶合金など)
- 121 Ti-6Al-4V合金の微小疲労き裂進展速度の弾・塑性破壊力学的解析(弾塑性き裂解析)
- 薄鋼板の破壊じん性に及ぼすリガメント幅の影響
- 低強度鋼および高強度鋼の不安定破壊靱性に及ぼす板厚の影響 : フラクトグラフィ的検討
- セラミックスの高温強度試験装置の操作とそれによる窒化けい素セラミックスの高温強度評価
- 340 セラミックスの高温強度試験装置の製作とそれによる窒化けい素セラミックスの高温強度評価(セラミックスII)
- 227 窒化ケイ素セラミックスの破壊靱性(セラミックスI)
- 233 窒化珪素セラミックスの引張り強度とそれに基づく曲げ強度の評価(セラミックスII)
- 鋼の回転曲げ疲労強度における寸法効果
- SUS304ステンレス鋼の低応力域疲労強度と停留き裂について
- 薄板の貫通破壊に関する研究 : 第1報,準静的貫通破壊時の薄板の吸収エネルギー
- 境界要素法による弾塑性解析
- CTODによるJ_の簡易推定法
- 三次元弾性有限要素法による亀裂先端近傍の応力解析
- 薄鋼板の全面降伏および安定き裂進展中におけるき裂先端近傍のひずみ分布に関する実験的研究
- 等価エネルギ法による J 積分値の有限要素法による評価
- 221 大規模降伏脆性破壊に及ぼす寸法効果
- 環状切欠部に生じた表面き裂の弾・塑性破壊力学的解析とそれに基づく低サイクル疲労寿命評価
- 環状切欠部に生じた表面疲労き裂進展速度に関する弾・塑性破壊力学的解析
- 環状切欠材の弾・塑性解析とそれに基づく低サイクル疲労寿命予測
- 鋭い切欠部における微小疲労き裂成長の弾・塑性破壊力学的研究
- 低サイクル疲労下の微小き裂の開閉口挙動と進展特性に及ぼす平均応力の影響
- 205 結晶粒径の異なるSUS304ステンレス鋼の高温引張り変形特性(引張強度と評価)
- J-積分法を用いた場合の有限要素法による応力拡大係数 K_I の精度について
- 温度変動下における軟鋼の高温疲労(第1報)
- 130 引張圧縮および回転曲げ疲労下における球状黒鉛鋳鉄の疲労強度特性とき裂成長(鋳鉄の疲労)
- Si-Ti-C-O系繊維強化アルミニウム複合材の疲労挙動とき裂進展特性
- 229 Si-Ti-C-O系繊維強化アルミニウムの疲労き裂進展特性(MMC)
- 110 表面疲労き裂進展特性に基づく球状黒鉛鋳鉄の回転曲げ疲労寿命予測(疲労寿命推定)
- 鋭い環状切欠部に生じた低サイクル疲労き裂の弾塑性破壊力学的解析と伝ぱ寿命予測
- ラプラス変換の振動系,梁,積分方程式その他への応用 : 第2報梁への応用(II)
- 徳山工業高等専門学校における工業所有権教育
- 隣接亀裂をもつ矩形板の破壊強度 : 中央亀裂と両側亀裂が存在する場合
- 球状黒鉛鋳鉄の高温疲労強度特性
- L型平板の応力集中について : 第2報 図式積分と有限要素法
- SM41Aの高温疲労に及ぼす温度変動の影響
- 温度変動下における軟鋼の高温疲労(第 2 報)
- 2-29 重複切欠き付平板の応力集中
- ラプラス変換の振動系,梁,積分方程式その他への応用第5報 : 長柱への応用(I)
- 種々の切欠孔を有する薄肉円筒の応力集中(第1報) : 円孔付円筒その1
- ラプラス変換の振動系,梁,積分方程式その他への応用 第4報 : 梁の横振動への応用(II)
- ラプラス変換の振動系,梁,積分方程式その他への応用 第3報 : 梁の横振動への応用(1)
- 外周切欠材の応力周中と回転曲げ疲労強度について(第6報) : 孔付円筒その3
- ラプラス変換の振動系, 梁, 積分方程式その他への応用 : 第1報 梁への応用
- 半円形環状ノッチ・円孔重複切欠き付き丸軸の回転曲げ試験(第2報)
- 半円形環状ノッチ・円孔重複切欠き付き丸軸の回転曲げ試験(第1報)
- 234 薄鋼板の破壊靱性値評価法 : 第 1 報安定亀裂進展開始時における亀裂先端近傍の歪分布
- 機械構造用鋼の応力-ひずみヒステリシス・ループと繰返し応力-ひずみ曲線に関する結晶塑性的解析 : 第2報, 解析結果とその低サイクル疲労寿命推定への応用
- 機械構造用鋼の応力-ひずみヒステリシス・ループと繰返し応力-ひずみ曲線に関する結晶塑性的解析 : 第1報, 解析方法と二,三の解析結果
- 銅の繰返し硬化挙動の結晶塑性的数値シミュレーション
- 一方向変化を伴う試験条件下における疲労き裂進展抵抗の弾・塑性破壊力学的評価
- 塑性疲労下のき裂進展速度に及ぼす平均応力・ひずみの影響とき裂開閉口
- 軸および直径方向ひずみ制御下の低サイクル疲労とそれに関する二, 三の考察
- 鋼の低サイクル疲労における微小き裂の成長特性とそれに及ぼす繰返し変形予履歴の影響
- 244 SUS304ステンレス鋼の高温変形・強度特性のひずみ速度依存性と転位構造(高温強度)
- 125 低サイクル疲労における微小き裂の成長特性とそれに及ぼす繰返し変形予履歴の影響(疲労微小き裂・応力腐食割れ)
- 強度レベルの異なる機械構造用鋼の回転曲げ疲労変形の解析とその強度特性評価への応用
- 221 転位構造とボイドの観察によるSUS304鋼の高温変形・強度特性の検討(高温強度)
- 金属材料の低サイクル疲労強度と繰返し変形特性に関する二,三の考察
- 103 S10C低炭素鋼の回転曲げ疲労による微小き裂の成長特性(疲労き裂の発生・微小き裂)