^<192>Ir Induced Radiation Damage in Monkey Brain Assessed with Magnetic Resonance Imaging and Histological Examination
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概要
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低線量率持続放射線組織内照射の日本ザルモデルにおいて、より広範な組織内照射の正常脳への影響を検討するため、2本のIr-192 seed assemblyで右前頭葉に組織内照射を行い、8頭で経時的にMRI所見、組織所見を検討した。照射巣はMRI上内側から(1)T1強調像で低信号域の領域、(2)Gdで増強される領域、(3)T2強調像で高信号域の領域に区分され、組織学的には(1)は凝固壊死巣、(3)は浮腫と脱髄病変、(2)は反応性の変化を示した。これらの変化、特に(3)は照射後2日目が最大で、大きな腫瘍での組織内照射では急性期の浮腫に配慮する必要性が示唆された。またMRI所見は組織所見を反映し、組織内照射の正常脳への影響の検討に有用であった。
- 1995-09-15
著者
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東 久登
岡山大学医学部脳神経外科
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MATSUMOTO Kengo
岡山大学医学部脳神経外科
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NAKAGAWA Minoru
岡山大学医学部脳神経外科
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FURUTA Tomohisa
岡山大学医学部脳神経外科
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OHMOTO Takashi
岡山大学医学部脳神経外科