卵巣胎児性癌の臨床病理学的考察

元データ 1982-09-01 社団法人日本産科婦人科学会

概要

卵巣胎児性癌は極めて予後の悪い腫瘍であり,治療法の改善が望まれている.本論文では自験例について治療と予後を中心として臨床病理学的に検討したので報告する.1)症例総数は20例で日産婦分類A群8例,B群6例,C群6例であった.2)罹患平均年齢は20歳と若年発生であった.3)発生側は不明1例を除き全例片側性である.4)1例は妊娠と合併していた.5)C群は他群に比しやや予後良好である.6)AFPは臨床経過によく相関する腫瘍マーカーである.7)若年者のIa期では卵巣機能の温存を考慮し,片側付属器摘除術と対側卵巣楔状切除術に強力な術後化学療法を加える事が治療法の1つの選択と考えられる,

著者

井上 正樹 大阪大学医学部産科婦人科教室
上田 外幸 大阪大学医学部
倉智 敬一 大阪大学医学部産科婦人科学教室
倉智 敬一 大阪大学医学部産婦人科学教室
倉智 敬一 大阪大
山崎 正人 大阪大学医学部産婦人科学教室
上田 外幸 大阪大・産婦人科
田中 善章 大阪大学医学部産科婦人科学教室
平松 恵三 平松産婦人科医院
井上 由之助 大阪大学医学部産婦人科
平松 恵三 大阪大学医学部産婦人科
国中 善章 大阪大学医学都産婦人科学教室
井上 由之助 大阪府立母子医療センター
井上 正樹 大阪大学医学部産婦人科学教室

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