排卵誘発時及び妊娠時の尿中 Estrogens 及び Pregnanediol, Pregnanetriol の Gas Liquid Chromatographyによる分析
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概要
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尿中 Steroids の分析は従来その殆んどが光学的定量法によるものであつたが著者はこの中 Estrogens(E), Pregnanediol(P, diol), 及び pregnanetriol(P, triol)を Gas Liquid Chromatography(G.L.C.)により分析定量し以下の現象を観察した.卵巣をHuman Menopausal Gonadotrophin(H.M.G.)で刺激して卵胞成熟を催し, 次いで Human Chorionic Gonadotrophin(H.C.G.)で排卵せしめると, (A) 尿中 P, diol は排卵後直ちに増量をはじめその逐日酌定量値は直線的に増加する.(B) P, triol の変動は僅かに上昇するのみである.(C) Estrone(E_1)の増量は H.M.G.に反応して増量し H.C.G.に切替えてもその態度に箸変がない.(D) Estradiol(E_2)は H.C.G.負荷を中止すると但ちに増量が停止する.又妊娠蒔に於ける40週の遺跡では(E) Estriol(E_3)が著明に増加, その模様は Double Sigmoid を捗づくり2回のスパートがある.又24-28週の間の増加は少い.分娩前の減少も著明でない.(F) E_1, E_2は E_3 程増量しないが妊娠12-13週のあたりで凹部をつくる.(G) P, diol は26〜27週までは Double Sigmoid 次いで36週迄平担であり, 38週頃より減少.(H) P, triol は12〜17週で稍下降気味となり次いでスパートがおこり, 27週頃ピークとなり再び下降, 37週頃小さなピークをつくり38週より減少する.(I) 病的状態では胎児死亡, 無脳児の時Eは著滅し.(J) 胎児副腎が健全なものは心奇形を伴つていても母体尿中Eは正常.(K) 胎児側変化は P, diol には表現され難く.(L) Choriomaで P, diol P, triol の著増をみた.
- 1970-09-01
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