幾何学的ランダムネス
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
幾何学的ランダムネスとは, 破壊されて路上に散乱した窓ガラスの破片や, ブラウン運動をしている粒子の軌跡のように, ものの形や配置における"でたらめさ"のことのつもりである. もち論, このランダムネスは英語のrandomnessをカナに変えただけであるが, 実は英語の文献の中でgeometrically randomという表現を見た覚えがないので, この用語は誤りかも知れない. ここは混沌(chaos)などという言葉を持出すべきかも知れないが, ランダムネスは発音が"乱雑"に似ているし, 何となくわかっていただけると思う.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1979-04-05
著者
関連論文
- 数理的にみた「形」についての諸問題(基研短期研究計画「形の物理学」,研究会報告)
- A New Index of Risks for Lethal Diseases by lonizing Radiation
- 幾何学的ランダムネス
- 統計幾何学 : とくに球のランダム・パツキングをめぐって(融解現象とその周辺(第2回),基研短期研究会報告)
- 乱数とは何か--ある擬紹介 (乱数)
- タイトル無し