膜蛋白質の三次元構造
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概要
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蛋白質は構造を変化させてその機能を達成するものであるから, 構造情報なしての理解には限界がある. 膜蛋白質の構造研究は, 試料の調製, 結晶の作成の難しさからひどく遅れていたが, ようやく幾つかの膜蛋白質で, 機能を構造の実体と結びつけて議論できるレベルに達した. このような研究は物理学的見地からも興味深いものと考える. 本稿では筆者がかかわってきたイオンチャンネルとポンプについて構造と機能の関係を簡単に述べる.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1996-05-05
著者
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