プラズマの乱れの飽和
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
核融合反応を起こすためにはプラズマの保持, 加熱が必要である. 拡散係数から保持時間が求められ, 抵抗から加熱の速さが決まる. 高温プラズマでは2体衝突が殆どなく抵抗が小さいために乱れが生じ易い. プラズマの乱れは電磁場をともない, その作用によりプラズマ粒子の軌道は乱される. このために2体衝突が無視できる場合でも粒子は実効的に衝突を受け, 粒子や熱の異常輸送が生ずる. 異常輸送係数の値は乱れの波の振幅の飽和値から決まる. 波と粒子, 波と波の相互作用により波は励起または減衰する. 励起と減衰がつり合うとき波の振幅は飽和する. ここでは主に波と粒子の相互作用による飽和のメカニズムをみることにする.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1981-05-05
著者
関連論文
- B125 パソコンを利用した「回路の共振」
- B124 ホイートストンブリッジを用しいた新しい電気抵抗測定法
- B122 物理学実験と環境教育について
- A213 パソコンを利用した分光測定
- A212 実験教育における指導の試み
- A211 1.年物理実験における抵抗箱(ホイートストーンプリ ツ ジ)の使用について
- プラズマの乱れの飽和