咬合挙上床の運動機能に及ぼす影響について(第2報) : 足底圧計測結果と四肢バランスについて
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概要
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歯科学に於ける「咬合」ないし「咬合挙上床」の研究の中で、筋力、運動能力との関係が論じられている。「くいしばる」「にぎりしめる」「ふんばる」といった動作は、体の部分における力の集中を示していると言える。我々は、Quzayの歯科咬合理論(Quadrant Theorem)を応用し、咬合と運動との関係を、Template(TP)の装着によて生じる運動能力、左右力量のバランスによって明らかにした。今回は、この一連の研究として、「歩く」運動の中で同様な観察が可能かを、足底圧測定によって明らかにし、歯科合理論が「ふんばる」ことにも影響していることの実証を研究目的とした。
- 日本体力医学会の論文
- 1991-12-01
著者
-
河瀬 雅夫
天理大学・体育学部
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荒地 秀明
天理大学・体育学部
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神田 知
京都大学大学院 人間・環境学研究科
-
神田 知
奈良教育大学学校保健
-
前原 潔
明海大学・歯・薬理
-
河瀬 雅夫
天理大学・体育学科
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