高校入学者選抜法に関する一考察
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概要
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神奈川県横浜市市立M高の昭和32年度入学著350名について,その第1学期における主要5科目の成績を基準として妥当性を算出し,さらに,学区内の4つの中学校からの進学志望者が,選抜のさいに公平に取扱われているかいないかを,向上指数の点から検討した。M高の選抜法の妥当性はきわめて高かったが,同時に向上指数の平均において,4つの中学の間には有意た差が認められた。これは,主としてある中学においては,成績の基準が甘すぎるので,ナマの成績をそのまま用いるM高の選抜法によって,有利に扱われるためであると考えられた。この点から,及び基準との相関の上からいって,中学での成績を尺度化しておくことがのぞましいと考えられた。尺度化された中学での成績は,他の選疲の資料である2種の学力検査にくらべてかなり高い妥当性を示した。中学での成績が高い予測力をもつであろうということは、それを用いないで,選抜を行っている東京都都立S高の方法の低い妥当性によっても支持された。
- 1960-09-30
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