日本語一字音節の類似度の研究 : SD法と対連合学習を用いて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
学習心理.学的にも,そして印欧語との比較においても特徴的な性格をもつ日本語一字音節の心理学自勿体系理解のために,Osgoodの内包的意味空間モデルに相当するモデルを作り,そこでの距離によって示される各音節間の類似度が測定された。また,この測定された類似度が心理学的に意味をもつものであるかどうかを調べるために,この類似度を変数とした対連合学習実験を行い,言語学習場面での効果が調べられた。この研究の結果から新たに見出されたことおよび確認されたことは次のとおりである。1)日本語一字音節の内包的意味空間において,濁音と清音(半濁音を含む)とは異なるグループを形成すること。2)濁音は,単純さ,乾き,軽さを感じさせる無声清音の一部と対立する一方,女性らしさ,軟かさ,美しさを感じさせる有声清音の一部とも対立する。
- 1977-09-30
論文 | ランダム
- A loudspeaker-array to control sound image distance
- プリプレス入門-8-DDCP
- 社会認識の話法にかんする覚書-1-
- 生活現実を学校知識におりあわせるということ--イギリス労働階級の場合
- SGML適用による電子化の実践 : SGMLシステムの構築及び文書のSGML化における諸問題