3歳児における数の多少等判断
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概要
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本研究では,3才児をとりあげ,2列の数の多少等判断を求めた。特に課題判断での,多少・等の用語の理解に留意しはじめに,実物キャラメル1〜3個による予備テストを行い,その成功者のみを本実験の被験者とした。実験Iでは,要素数4,3の2集合を対応配置に並べた場合,また実験IIでは,これを非対応配置にした場合を,それぞれカード図形で提示し,異数・同数の比較判断を求めた。結果のうち,主なものを示すと次のようである。1)多少・等の用語が予備テスト前からわかっている者は3才児の1/3に過ぎない。また3才児の中でも前半児3と後半児に年齢差がみられた。後半児は誤りのない者が多く,誤りをしても用語理解に達するまでの二次的教示個数が少なかった。前半児の中には,用語理解の基準に達せずに終った失敗児もみられた。
- 1976-06-30
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