重度・重複障害児の指導 : 摂食、認知、運動、動作をとおして
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、「地域の養護学校へ通う」という流れの中で、発達段階が1歳〜1歳半未満の重度・重複障害児が知的障害養護学校にも在籍するようになった。一方、高等部の訪問教育も始まり、障害の重い子どもたちの後期中等教育への道が開かれ、その指導が様々に展開されている。しかし、重度・重複障害児の教育に関しては、指導計画や指導内容・方法に、心身の状態や障害および発達段階に即した工夫・配慮が特に必要とされる。 本稿は、 知的障害養護学校の教育課程では、 馴染みの薄い「養護・訓練を主とする指導』において、<実態把握-指導目標の設定-指導内容の選定・指導方法の決定-指導-評価>という一連のプロセスに関して、その望ましいあり方を事例をもとに検討しようとしたものである。
- 山口大学の論文
著者
関連論文
- 肢体不自由児に対する役割期待:教師における検討
- 肢体不自由児に対する役割期待:大学生における検討
- 身体障害のある人に対する態度と役割期待
- 肢体不自由教育が培ってきた専門性に基づく個に応じた指導III : 脳性まひ児の障害特性を踏まえた教科指導と自立活動の関連(自主シンポジウム44,日本特殊教育学会第47回大会シンポジウム報告)
- 教員研修としての臨床動作法訓練会の意義
- 運動障害IV 身辺処理・知覚(運動障害,日本特殊教育学会第28回大会研究発表報告)
- 身体の相関性と心理臨床 : 術後の痛みに悩む高齢障害者への適用
- 中途障害者の障害受容と友人関係 : 自由記述の数量化による検討
- 一般2 障害の受容・家族(一般・領域別,日本特殊教育学会第29回大会研究発表報告)
- 脳性まひ者の運動反応プロセスについて
- 脳性まひ児の立ち上がり動作における身体各部の動作の獲得と統合の過程 : 2事例に動作法を適用して
- 知的障害者に対する態度に及ぼす読書法の効果 : 読書材料と態度変容の効果維持
- 反復練習が脳性まひ者のDFSに及ぼす影響
- 個別指導場面における自閉症児の見方の向上と行動変容 (
- 発達障害児の書字の指導事例 : 模写能力の向上から書字へ
- 重度・重複障害児の指導 : 摂食、認知、運動、動作をとおして
- 自閉症児の文字指導の事例 : 基礎学習から5音節の単語構成と書字まで (教育実践)
- 養護・訓練を主とする指導における重度・重複障害児の指導システム : 課題関連図を用いた実態把握から評価にいたるシステムを中心に (教育実践)
- 先行情報が肩関節挙上運動の正確さに及ぼす影響
- 肢体不自由児の姿勢 : 認知発達との関連を中心に
- 硬筆書字技能の年齢的特徴
- 学習上・行動上に困難のあるLD児の個別教育計画 : ことばの教室と通常学級、家庭、地域の運動を求める (教育実践)
- 知的発達障害児に対するパソコンを利用した単語学習の指導 : 情報処理様式に応じた学習様式を用いた言葉の指導 (情報処理教育)
- 障害をもつ人に対する態度 : 研究の現状と課題
- 重度・重複障害児の社会参加の実態と関連する要因 : 保護者への質問紙調査から
- 重度・重複障害者の意思表出を促す取り組み : スイッチ操作の向上と意思表出行動の促進
- 肢体不自由教育が培ってきた専門性に基づく個に応じた指導IV : 脳性まひ児の障害特性を踏まえた教科指導の実践(自主シンポジウム29,日本特殊教育学会第48回大会シンポジウム報告)