脳卒中片麻痺患者の体力低下の要因
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1) 40〜60歳代で患側下肢機能が,上田らの片麻痺評価法によるグレード7〜8であり,かつ実用的屋内歩行能力を有する男性脳卒中片麻痺患者の,循環系の側面からみた体力低下の要因を検討した.2) 対象は40〜60歳代の片麻痺患者10例と同年齢層の正常男性8例である.心拍数が100拍/分となる運動時の酸素摂取量を,循環系の側面からみた体力の指標とした.また,酸素摂取量の測定と同時に,1回心拍出量を色素希釈法を用いて実測した.3) 心拍数が100拍/分となる運動時の酸素摂取量と1回心拍出量は,片麻痺患者において,同年齢層の正常男性に比して有意に低下していた.4) 片麻痺患者の体力低下は,主に100拍/分となる運動時の1回心拍出量の低下によることが明らかとなった.
- 1990-01-18
論文 | ランダム
- 特許ライセンスの保護と対抗要件制度のあり方--公証制度の利用によるライセンス保護の試み
- 集合債権譲渡予約の対抗要件具備と否認
- 判例に学ぶ徴収実務の要諦 財産の差押え・滞納処分に対する司法判断(1)集合債権譲渡担保と第三者対抗要件(最高裁平成13.11.22判決)
- 租税判例研究(373)国税による差押えと将来債権の譲渡担保設定の第三者対抗要件--最一小判平成13.11.22
- 判例批評 特定の不動産を特定の相続人に「相続させる」趣旨の遺言による権利取得についての「第三者」に対する対抗要件としての登記の要否(最高裁判所平成14.6.10判決)