イノシシ, イノブタ飼育とそれらの野生化の現状
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
To analyze the status of wild boar (Sus scrofa), crossbred of pig×wild boar farming, and those feral populations, a written questionnaire was sent to 47 prefectural government offices, 679 branches of Dainippon Ryoyukai (Hunters Club) and 42 farmers. A verbal survey was also conducted on farmers in Gunma, Wakayama, Hokkaido, and Aomori prefectures. Breeding farms of wild boar and crossbreeds existed in 30 (63.8%) and 22 (46.8%) prefectures, respectively. The number of farms trippled between 1955 and 1964. It was the highest in the 1980s and the most popular motivation was to attract tourists. Feral crossbreds have been discovered in 36 prefectures (76.6%). The sources of feral animals were mostly unknown (69.8%). However, 0.9% of feral animals were reported to have been released intentionally. Almost half of the hunters (43.3%) surveyed responded to a question concerning their opinion of feral animals and they agreed to eliminate the animals. 23.0% welcomed them as hunting resources. Breeding was regarded as an industry that reinvigorated the local economy in Wakayama and Gunma prefectures. Delay of counter measures caused the feral crossbreed population to survive in Hokkaido.
- 野生生物保護学会の論文
- 2001-07-31
著者
-
神崎 伸夫
東京農工大学農学部地域生態システム学科野生動物保護学研究室
-
神崎 伸夫
東京農工大学
-
神崎 伸夫
東京農工大学農学部地域生態システム学科
-
小寺 祐二
自然環境研究センター
-
小寺 祐二
東京農工大学農学部地域生態システム学科野生動物保護学研究室
-
小寺 祐二
自然環境研究センター:(現)島根県中山間地域研究センター
-
小寺 祐二
長崎県農政課
-
神崎 伸夫
東京農工大学農学部生態系計画学講座
-
小寺 祐二
島根県中山間地域研究センター
-
小寺 祐二
宇都宮大学農学部里山科学センター
関連論文
- イノシシと牛の社会空間行動の観察例
- 島根県における県外狩猟者の実態とその意識
- 首都圏近郊都市住民が共存を望む野生哺乳類とその要因
- P20) 首都圏住民が共存を望む野生動物とその要因(ポスター発表, 野生生物保護学会 2000 年大会大会報告 : 講演要旨)
- ニホンザルの接近警報システムによる被害軽減効果
- O02)大興安嶺西麓,森林/草原移行帯に生息するハイイロオオカミとキツネ類の食性(口頭発表,講演要旨,野生生物保護学会2003年大会大会報告)
- 農作物加害中・大型哺乳類追い上げ事業の理念と課題
- 日光国立公園三本松及び小田代ヶ原における観光客の自然に関する意識
- P21) 日光国立公園三本松及び小田代ケ原における観光客の自然に関する意識(ポスター発表, 野生生物保護学会 2000 年大会大会報告 : 講演要旨)
- P19) 1996 年蒙古火災からの巴日図林場の森林回復調査 (予報)(ポスター発表, 野生生物保護学会 2000 年大会大会報告 : 講演要旨)
- 日光国立公園尾瀬特別保護地区におけるニホンジカによる樹木剥皮
- 日光国立公園の自然とニホンジカによる森林被害に関する観光客の意識
- 尾瀬における観光客の自然に関する知識と意識
- 磁気双極子場のオンオフ符号による存在検出系とその野生小動物行動記録への応用
- 待ったなし!鳥獣害(11)イノシシによる農作物被害への対策とその技術的な基礎知識(下)
- 待ったなし!鳥獣害(10)イノシシによる農作物被害対策の基礎(上)
- イノシシSus scrofaによる農作物被害への対策とその課題 (特集 野生動物との共生 イノシシ被害を考える)
- C1 山梨県富士河口湖町御坂山地におけるイノシシ道の密度分布とその季節的変化(口頭発表,講演要旨,野生生物保護学会2004年大会大会報告)
- 野生動物の研究と管理技術
- 多摩川中流域河川敷におけるニホンイタチの食性の季節的変化
- イノシシのワナ(9・最終回)小型檻に移して移動・捕殺
- イノシシのワナ(8)箱ワナの扉を閉めるタイミング
- イノシシのワナ(7)誘引エサの散布法
- イノシシのワナ(6)箱ワナ設置は耕作地から二〇〇〜六〇〇mの場所に
- イノシシのワナ(5)イノシシは何を食べているのか?
- イノシシのワナ(4)獲り逃がしを防ぐワナの構造
- イノシシのワナ(3)警戒心を低下させる三つのポイント
- イノシシのワナ(2)加害群をねらって捕獲するには
- 農家が獲る! イノシシのワナ(新連載)まずは農地を守る段取りをつけてから
- 被害発生時期のイノシシ (Sus scrofa) の行動圏と計画的給餌の影響 : 島根県における予備的調査の結果報告
- P34 島根県における被害発生時期のイノシシの行動圏と給餌が与える影響 : 予備調査の結果報告(ポスター発表,講演要旨,野生生物保護学会2004年大会大会報告)
- P33 NOSAI共済金支払いデータからみた島根県のイノシシによる水稲被害の特徴(ポスター発表,講演要旨,野生生物保護学会2004年大会大会報告)
- P4 南伊豆暗沢山一帯におけるイノシシ道密度による猟期前後のイノシシ増減判定(ポスター発表,講演要旨,野生生物保護学会2004年大会大会報告)
- R1 イノシシ研究集会(自由集会,講演要旨,野生生物保護学会2004年大会大会報告)
- 島根県における狩猟の実態と狩猟者の意識 (国際イノシシフォーラム)
- 栃木県日光のニホンジカによる樹木剥皮
- 山梨県におけるイノシシ, サルによる農作物被害の実態と農家の意識
- O16) 島根県石見地方におけるニホンイノシシのミミズ利用量の季節的変化(口頭発表, 野生生物保護学会 2002 年大会大会報告 : 講演要旨)
- 東京都日の出町, あきる野市におけるニホンテンの食性の季節的変化
- 7) 東京都日の出町, あきる野市におけるニホンテンの食性の季節的変化(一般発表(ポスター), 野生生物保護学会第 5 回大会講演要旨)
- 島根県石見地方におけるニホンイノシシの環境選択
- 2) 島根県岩見地方におけるニホンイノシシの食性・栄養状態の季節的変化(一般発表(ポスター), 野生生物保護学会第 5 回大会講演要旨)
- イノシシと山村社会--日本におけるイノシシとヒトとの関係史 (2010年国土緑化推進機構助成シンポジウム 森林資源の多様性と山村再生--「森林・林業再生プラン」の国民的議論を)
- イノシシの増減判定手法としての「足跡カウント法」
- P07)山梨県河口湖町におけるイノシシ道密度分布とその季節的変化(ポスター発表,講演要旨,野生生物保護学会2003年大会大会報告)
- O05)南伊豆・暗沢山一帯におけるイノシシ道密度及び聞き取りによるイノシシの増減判定(口頭発表,講演要旨,野生生物保護学会2003年大会大会報告)
- O04)山梨県河口湖町におけるニホンイノシシの食性(口頭発表,講演要旨,野生生物保護学会2003年大会大会報告)
- 山梨県における狩猟の現状とその問題点
- A18) 山梨県における狩猟の現状とその問題点について(口頭発表, 野生生物保護学会 2000 年大会大会報告 : プログラム)
- 日本農業の展望と中山間農業地域における野生動物の保護(公開シンポジウム, 野生生物保護学会 2000 年大会大会報告 : 講演要旨)
- O20)島根県におけるニホンイノシシの猟期延長が狩猟に及ぼす影響について(口頭発表,講演要旨,野生生物保護学会2003年大会大会報告)
- 島根県石見地方におけるニホンイノシシの食性および栄養状態の季節的変化
- 神奈川県藤野町におけるニホンイノシシによる農作物被害と被害対策の現状
- 近・現代のニホンイノシシの個体群トレンド
- パネルディスカッション (2010年国土緑化推進機構助成シンポジウム 森林資源の多様性と山村再生--「森林・林業再生プラン」の国民的議論を)
- 日光におけるニホンジカの越冬地拡大、個体群成長と地球温暖化との関係
- 第38回シンポジウム「オオカミ不在のエコロジー」についての主催者総括
- 島根県のイノシシによる農作物被害,その対策の実態と農業の展望
- ポーランドの野生動物管理
- エッセイ ポーランドの狩猟 (特集 日本の狩猟・アジアの狩猟)
- 中山間農業地域における野生動物の現状と管理のあり方
- 野生生物保護学会 2000 年大会大会報告 : 公開シンポジウム記録 : 日本農業の展望と中山間農業地域における野生動物の保護
- A15) カラパチア山脈におけるイノシシの個体群動態(口頭発表, 野生生物保護学会 2000 年大会大会報告 : プログラム)
- 4)「日本オオカミ協会第 3 回集会」生態系の保全とシカの管理(自由集会, 野生生物保護学会第 5 回大会講演要旨)
- 2)「第 2 回イノシシ自由集会」イノシシとのつきあい方を求めて(自由集会, 野生生物保護学会第 5 回大会講演要旨)
- 島根県における狩猟の実態と狩猟者の意識
- O25) 島根県における新規参入狩猟者と県外からの狩猟者の意識(口頭発表, 野生生物保護学会 2002 年大会大会報告 : 講演要旨)
- O15) 島根県におけるイノシシの農作物被害と農家の意識(口頭発表, 野生生物保護学会 2002 年大会大会報告 : 講演要旨)
- イノシシ, イノブタ飼育とそれらの野生化の現状
- 富士山亜高山帯に生息するニホンリス(Sciurus lis)の環境選択とゴヨウマツ(Pinus parviflora)球果の選択性
- C5 栃木県における新規狩猟者の意識調査(口頭発表,講演要旨,野生生物保護学会2004年大会大会報告)
- C4 島根県における狩猟免許廃止者の実態とその 意識(口頭発表,講演要旨,野生生物保護学会2004年大会大会報告)
- 島根県における新規狩猟者の実態とその意識
- 栃木県における狩猟者の意識と狩猟の実態(2)狩猟登録者の狩猟実態
- 栃木県における狩猟者の意識と狩猟の実態(1)シカ捕獲促進策に対する意識
- 栃木県における新規狩猟者の意識調査
- 東京都におけるネコの野生化とそれに対する地域住民の意識
- ポーランド, ビエスチャディー地域におけるオオカミの捕食がイノシシの個体群動態に与える影響
- 3 鳥獣で喰う : 研究を職業とするための錬金術(自由集会報告,第16回野生生物保護学会・日本哺乳類学会2010年度合同大会)
- イノシシの生態と防除対策 (特集 これで大丈夫! 鳥獣害対策)
- 東京都府中市のアブラコウモリのねぐらとコロニーサイズ
- 寄稿 イノシシとの共存を考える
- ポーランド・ビエスチャデイ地域におけるイノシシ研究ノート
- 群馬県吾妻町と東京都日の出町における中型哺乳類·狩猟·農作物被害に関する住民の意識
- 三宅島における導入イタチに対する住民の意識
- 埼玉・栃木両県における狩猟の現状と狩猟者の意識
- 日本の野生生物保護に関する法制度の不備 : 絶滅種及び絶滅地域個体群復活のためには新しい法律が必要!
- よみがえれ!!ニホンオオカミ
- タヌキの体脂肪蓄積指数
- 大会報告(第14回長崎・佐世保大会の記録,ぶるぶる冬号)
- コミュニケーションフォーラムに参加して(コミュニケーションフォーラムコメンテータ手記,沖縄大会報告,Green Forum)
- R6) 島根県の中山間地域の将来を考える(自由集会, 野生生物保護学会 2002 年大会大会報告 : 講演要旨)
- 近・現代の日本におけるイノシシ猟及びイノシシ肉の商品化の変遷
- 木に縁りて魚を求む : 「失敗事例」から学ぶケモノ対策
- 鳥獣で喰う : 研究を職業とするための錬金術
- 森林内での給餌はイノシシ (Sus scrofa) の活動にどの様な影響を及ぼすのか
- 日本の狩猟者はなぜ狩猟を辞めるのか? : 狩猟者の維持政策への提言
- 富士山亜高山帯に生息するニホンリス (Sciurus lis) の環境選択とゴヨウマツ (Pinus parviflora) 球果の選択性
- 原発事故によるイノシシへの影響 (特集 東日本大震災下の動物たちと人間の記録 : 野生動物編)
- 週齢査定によるイノシシSus scrofaの出生時期の推定