13. 感覚(眼, 耳)毒性
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概要
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感覚器系は、外界からの物理的、化学的刺激を受容する器官系で、視覚器、聴覚器および平衡感覚、嗅覚器、味覚器、皮膚感覚器などがこれに属する。これら器官によりとらえられた刺激情報は、いずれも大脳皮質の特定の部分に伝達され、それぞれ視覚、聴覚・平衡感覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚など特有な感覚として受け取られている. 近年これら感覚器系の器官に対し-殊にヒトの場合-ある種の化学物質が選択的に重篤な障害をもたらすことが知られるようになった。幸いにして、これまで知られた化学物質による感覚器障害は一般に高濃度暴露によって起こったものが多いが、前臨床試験の一つとして薬物の感覚器官系に対する毒性作用を検討する試験方法の開発が重要視されてきた。現在、視覚器と聴覚・平衡感覚器に対しては、比較的簡便な検索法が開発、実用に供されてきたので、眼毒性、聴覚毒性を中心に、どのような薬物によってどのような毒性が誘発されているか、その実態について要約する. ついで、現在実施されている眼毒性、聴覚毒性検索法の概要を示し、今後の方策についての資料を提供する。
- 1992-02-28
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