日本産コハナバチに見いだされたヒナダニ科の 1 新属 1 新種
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概要
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日本産のコハナバチのうち, Rhopalomelissa yasumatsui HirashimaヤスマツフシダカコンボウハナバチとSphecodes scabricollis Wesmaelの成虫の体表に見いだされたヒナダニをNeopygmephorinae亜科に属する新属新種と認め, Rhinopygmephorus rhopalomelissaeと命名, 記載した.この新属は長く伸びた顎体部をもつことでRackia属およびXystrorostrum属に似るが, 前基節板がはるかに幅広いこと, 第1基節条の後端と第2基節条の間がやや離れていること, 第2基節条が細い線状で不明瞭なこと, 副横基節条をもたないこと, 第1脚の脛付節が普通の太さで, 強壮な爪とそれに対立する顕著な突起をもつことなどで容易に区別できる.
- 日本ダニ学会の論文
- 2001-05-25
日本ダニ学会 | 論文
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