屋外の実験条件下で観察されたヤマトマダニとキチマダニの未吸血成虫の昼間の宿主探索活動の違い
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概要
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屋外の実験条件下で観察されたヤマトマダニとキチマダニの未吸血成虫の昼間の宿主探索ヤマトマダニとキチマダニの未吸血成虫の昼間における宿主探索活動を定時に屋外の実験条件下で観察した。ヤマトマダニの各個体は20日間の調査期間中, 不規則にプラスチック円筒上への登り下りを繰り返した。しかし, キチマダニの各個体は調査期間中, ほとんど毎日プラスチック円筒上に登っていた。調査期間中にプラスチック円筒上に登っていた日数の割合は両種の間で明かに異なった。これは宿主探索における昼間活動性が両種の間で異なることを示唆する。宿主探索における昼間活動性の違いは両種の低湿度に対する耐性が異なることによって起こると考えられ, 湿度条件は旗ずり法による両種の量的調査に影響を及ぼすものと思われた。
- 1997-05-25
論文 | ランダム
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