水田におけるハトムギの栽培研究 : 第5報暖地における品種(系統)の生育特性
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概要
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1.供試系統の移植育苗の苗質は,中里・尾花沢系など極早生・早生系統が他の系統より冠根発生節より本葉第1葉菜耳までの長さおよび第1,第2葉身が伸び易かった。なお12?程度の小苗の発生は岡山系に多く,これは二次出芽が原因のようである。2、移植後の出葉開始は6〜7日で9葉までは平均4日間隔,その後は3日間隔で出葉した。出葉数は中里13葉尾花沢16葉,RioG.18葉,MatoG.19葉,岡山系は23葉であった。2葉苗移植の場合の分けつは1次の3・4号がほとんどで,尾花沢・岡山系は安定して発生するが他の系統は休眠の個体が混った。分枝は中里系は8節より,他の系統は11節より止葉の下位節まで発生した。この分枝数は1茎当たり6〜7本,このうち2節以上のものは各系統とも4本であった。
- 日本作物学会の論文
- 1982-12-10
著者
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