ニテンピラムの毒性試験の概要
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ニテンピラムの安全性を評価するため各種毒性試験を実施した.その結果, 原体及び製剤の急性毒性は低く, 毒物及び劇物には該当しない.眼及び皮膚に対する一次刺激性, 皮膚に対する感作性では原体において非常に軽度な眼一次刺激性が認められた.亜急性毒性, 慢性毒性及び発がん性試験では, いずれの動物種でも催腫瘍性は認められなかった.繁殖試験では高用量群で着床数の減少が認められた以外には繁殖能に対する影響は認められなかった.催奇形性試験では胎児に対して催奇形性を及ぼさないと判断された.変異原性は復帰変異試験, DNA修復試験及び染色体異常試験でいずれも陰性であった.薬理試験ではニテンピラムの大量投与により, 中枢抑制作用傾向を示し, 生体機能の失調や痙攣を引き起こし, 骨格筋の収縮を増大させた.ニテンピラムは平成7年11月28日付で農薬登録された.
- 1998-02-20
論文 | ランダム
- D43 中枢神経障害を伴う GER の手術成績
- D5 薬剤注入による鼠径ヘルニア治療に関する実験的検討
- PS7 輪状膵を伴う先天性十二指腸閉鎖術後慢性膵炎に対する膵管空腸吻合の経験
- 3. 小児気管切開患者に対する Passy-Muir Speaking Valve の使用経験(第 10 回日本小児外科 QOL 研究会)
- 30. 直腸肛門反射陰性の先天性結腸狭窄の 1 例(第 29 回日本小児消化管機能研究会)