リムスルフロンの毒性試験の概要
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概要
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リムスルフロンの安全性を評価するため, 各種毒性試験を実施した.ラットおよびマウスにおける急性毒性は低く, 普通物に相当した.眼一次刺激性試験において, 中程度の刺激性が認められたが, 処理後72時間以内に正常に回復した.皮膚刺激性および皮膚感作性は認められなかった.ラット, マウスおよびイヌを用いた亜急性毒性試験では, 高用量群において体重増加量の低下や肝重量の増加が認められた.ラットを用いた一世代繁殖試験では毒性的な影響は認められなかった.また, ラットおよびウサギを用いた催奇形性試験では, 催奇形性は認められなかった.変異原性は復帰変異試験, DNA修復試験, 染色体異常試験のいずれにおいても陰性であった.リムスルフロンは, 平成8年7月30日に日本芝用除草剤として農薬登録された.本剤は, 魚毒性も弱く, 定められた使用方法および一般的注意事項を遵守すれば, 環境および作業者への安全性の高い薬剤であると考えられる.
- 1997-11-20
論文 | ランダム
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