イマゾスルフロンの毒性試験の概要
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概要
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イマゾスルフロンの安全性を評価するため各種毒性試験を実施した.その結果, 原体および製剤の急性毒性は低く, 普通物に該当する.また眼および皮膚における刺激性, および皮膚感作性はまったく認められなかった.亜急性毒性, 慢性毒性および発がん性試験ではイヌにおいて甲状腺の肥大が認められ, ラットおよびマウスでは高用量群で小葉中心性肝細胞肥大が認められたが, これらは大量投与による肝臓の代謝亢進のためと考えられた.いずれの動物種においても催腫瘍性は認められなかった.また繁殖試験において繁殖能に対する影響は認められず, 催奇形性試験において胎仔毒性および催奇形性の誘発はともに認められなかった.変異原性は復帰変異試験, DNA修復試験および染色体異常試験でいずれも陰性であった.薬理試験において, イマゾスルフロンの大量投与により, 中枢神経系に対し抑制作用を示したが, きわめて大量の投与による非特異的作用と考えられ, 通常の使用では本剤による中毒は発現しないと判断する.イマゾスルフロンは平成5年4月28日付で農薬登録された.
- 1995-08-20
論文 | ランダム
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