粉体の物理的性状と散布むら
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概要
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物理的性状を異にした13種の模疑粉体について30mホースを用いたパイプダスターによる散布試験を行なった.粉体の物理的性状および粒度分布とホース位置別の落下量の関係は, ホース基部では, 10μm以下の粒子%と正の, 平均粒径と負の, 中央より基部側では, 流動性および10μm以下の粒子%と正の, 見掛け比重と負の相関傾向があった.中央より先端部側では, 見掛け比重, 平均粒径および31μm以上の大きい粒子%と正の, 浮遊性指数および10μm以下の粒子%と負の相関傾向があった.最先端部では, 平均粒径および31∿50μmの粒子%と負の相関傾向があった.粉体の物理的性状と吐出速度との関係は, 平均粒径が大きいと吐出速度は速くなった.DLに相当する粉体の吐出速度と散粉機の吐出開度の関係は, RD常用の吐出開度6/10の場合には吐出速度が速く散布作業上問題があると思われた.しかし, 吐出開度を5/10に絞ることによって吐出速度は遅くなった.
- 日本農薬学会の論文
- 1993-02-20
著者
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香口 哲行
広島県農技センター
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香口 哲行
広島県立農業技術センター
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半川 義行
広島県立農業技術センター
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半川 義行
Hiroshima Prefectural Agriculture Research Center
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香口 哲行
Hiroshima Prefectural Agriculture Research Center
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