グリホサートトリメシウム塩の毒性試験の概要
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
グリホサートトリメシウム塩の安全性を評価するために各種毒性試験を行なった.その結果, 本剤は, 急性毒性が低く, 皮膚に対する刺激性はなく, 眼に対する刺激性も軽微なものであった.また, 急性遅発性神経毒性は陰性であった.亜急性および慢性毒性試験では, 高用量群において一般症状および体重に変化がみられたが, 発癌性はみられなかった.また, 繁殖性に及ぼす影響および催奇形性はみられず, 変異原性は陰性であった.グリホサートトリメシウム塩を有効成分とする農薬は, タッチダウンという名称で平成元年11月16日に農薬登録され, 登録保留基準を, 0.5ppm(米, 果実)と設定された.グリホサートトリメシウム塩は定められた使用基準を遵守すれば安全性の高い農薬であり, 有用な非選択性除草剤として期待されている.
- 1990-11-20
論文 | ランダム
- 骨芽細胞様細胞 MC3T3-E1 における AgNORs の変化
- 喜劇映画の新時代
- 「セールスマンの死」を観て
- 美人女優無用論
- 介護・医療用服装デザインシステムの検討(画像システム, ITS画像処理,映像メディア及び一般)