東南アジア鉄鋼協会 (SEAISI) : オーストラリア大会出席報告
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概要
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東南アジア鉄鋼協会の春季大会が, オーストラリアのニューキャッスルにおいて, 「マーケット要因と, それが鉄鋼業の発展と地域社会に及ぼす影響について」というテーマで1980年3月17日より21日まで開催された.開催地をシドニーの北方約170kmに位置するニューキャッスルに選んだのは, この地が65年前にB.H.P.(the Broken Hill Proprietary Co.)によつて最初の高炉に火入れを行つて以来オーストラリア鉄鋼業の中心地である上に, アジア鉄鋼業界への石炭の最大供給国として石炭鉱山, 積出基地見学の便への配慮からであろう.大会は, 東南アジア各国からは地理的不便さがあるにもかかわらず, オーストラリア国外から約120名, 国内から約40名, 計約160名(内, 夫人同伴約20名)もの参加者を見, B.H.P.から20数名を専任担当者としたことからもうかがえるように, オーストラリア国内委員会総力を挙げての歓迎ぶりで, 大会は非常にスムーズに, また盛会の内に終了した.日本からの参加者は海外駐在員を含めて17名であり, 事務局として安原武彦(新日本製鉄(株)製鉄エンジニアリング事業部参与), 戸田弘元(日本鉄鋼連盟海外調査部次長), 宮川清(日本鉄鋼協会技術部住友金属工業(株)より派遣中)及び日本代表理事としての筆者が出席し, また講演者として堤洋志氏((株)神戸製鋼所重機械事業部プラント本部建設部課長)が参加された.以下東南アジア鉄鋼協会について簡単にふれた上で, 本大会の内容と今後の予定を報告することとする.
- 1980-09-01
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