多量スラグ共存下での転炉型スクラップ溶解法における錫の蒸発除去
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概要
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The authors previously found that tin was concentrated in iron dust in the pilot experiments of smelting reduction with a large amount of slag. In order to apply this phenomenon to the scrap melting process, 1 kg and 5 ton scale experiments were performed to clarify the mechanism of tin removal and to improve the tin concentration into iron dust. It was found that in could be removed from scrap efficiently in a scrap melting process with a thick layer of slag. In this method, a high evaporation rate of tin can be achieved by using the high temperature of hot spot with oxygen top blowing. From the experimental studies and theoretical analyses, it was supposed that most of tin vaporized as SnS. The vapor of SnS could be highly concentrated in dust by suppressing bubble burst dust. Therefore, in order to improve the tin removal ratio, it is of great importance to separate oxygen jet from metal bath to suppress bubble burst dust. It was also found that the tin concentration ratio remarkably increased when pulvirized coke was blasted to the hot spot. It might be possible to improve the tin concentration ratio by means of local centent of sulfur near the hot spot.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1997-06-01
著者
-
出本 庸司
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所
-
小川 雄司
新日本製鐵(株)八幡技術研究部
-
松尾 充高
新日本製鐵(株)環境・プロセス研究開発センター
-
平田 浩
新日本製鐵(株)室蘭技術研究部
-
片山 裕之
新日本製鐵(株)プロセス技術研究所:(現)島根大学
-
片山 裕之
新日本製鐵(株)
-
水上 義正
(財)金属系材料研究開発センター
-
平田 浩
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所
-
松尾 充高
新日本製鐵(株)技術開発本部 製鋼研究開発部
-
小川 雄司
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所
-
小川 雄司
新日本製鉄技術開発本部製鋼研究部
-
出本 庸司
新日本製鐵(株)君津製鉄所
-
小川 雄司
新日本製鐵(株) 鉄鋼研究所
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