低炭素熱延高強度鋼板における残留γの生成挙動と伸び特性への影響
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概要
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Austenite stabilization behavior and effect of retained austenite on elongation of Fe-0.2%C-1.5%Si-1.5∿1.7%Mn hot-rolled high strength steels were investigated in the mill-scale test. The results are as follows ; (1) A large amount of retained austenite (maximum≒15vol%) remained in steels as-hot-rolled. (2) The two metallurgical processes (ferrite transformation and bainite transformation) are important for the austenite stabilization. Especially ferrite transformation plays an important role to obtain retained austenite in 0.2%C steels. The volume fraction of retained austenite is in proportion to V_<PF>/d_<PF> (V_<PF> ; volume fraction of polygonal ferrite, d_<PF> ; grain diameter of polygonal ferrite). (3) TS×T.El value increases with the volume fraction of retained austenite. It is to be noted that the TS×T.El values of 25000∿30000MPa・% were obtained, which are higher than those of conventional steels. (4) TS×T.El value was improved by increasing of the plastic stability of retained austenite.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1996-03-01
著者
-
河野 治
新日本製鐵(株)大分技術研究部
-
江坂 一彬
新日本製鐵(株)本社人事労政部
-
阿部 博
新日本製鐵(株)大分製鐵所
-
脇田 淳一
新日本製鐵(株) 大分技術研究部
-
江坂 一彬
新日本製鐵(株)大分技術研究部
-
江坂 一彬
新日本製鐵(株)大分製鉄所
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