食道癌の集学的治療に関する研究
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概要
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教室では食道癌遠隔成績の向上のために, 一連の集学的研究を重ねてきたので, その具体的な方法と成績について述べる. (1) 安全な食道再建術の確立 : 巾 4cm の大弯側胃管を, 漿膜・筋層と粘膜・粘膜下層とを別々に縫合して作成する. また, bypass 手術においては delayed anatomosis が安全である. (2) 有効な合併療法の開発 : 全身的な癌化学療法は, n (+) 症例に対しては無効であるので, 経リンパ節的制癌剤投与法, BLM-Spongel 法, イオン導入法, 高温・化学・照射療法などにより, 再発防止にみるべき成果をあげている. (3) 食道癌悪性度予知法の模索 : 癌細胞の DNA パターン分析は食道癌の悪性度の予知に有用であり, また, 予後の判定にも役立つものである.
- 1983-03-01
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