膵ランゲルハンス島移植
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概要
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膵移植は重症糖尿病に対する根本的な治療法である.なかでも膵ランゲルハンス島(以下ラ島と略記)移植は内分泌組織のみを移植するというユニークな手法であり,手術侵襲が少ないこと,手技的に簡便なこと,繰り返し移植が可能なこと,グラフトの免疫原性を修飾できうること,など血管吻合を伴う膵臓器移植にくらべて利点が多い.しかし世界的にも臨床症例数は少なく,結果も満足すべきものではない.福井医科大学第1外科学教室では,ラ島移植の問題点を解決すべく凍結保存を中心としたラ島保存法,拒絶反応の抑制法などについて研究を進めてきた.その結果,いまだ動物実験の段階ではあるが,ラ島の凍結保存が有用であることや免疫原性の修飾が可能であることなど,いくつかの知見を得た.
- 1996-03-01
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