膵頭部領域癌の縮小手術
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概要
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膵頭部領域癌すなわち膵頭癌, 下部胆管癌, 乳頭部癌, 十二指腸癌に対する縮小手術として幽門輸温存膵頭十二指腸切除術が広く行われ, 従来の膵頭十二指腸切除に比べて術後の QOL が良好であることは明確となったが, まだ未解決の手術手技上の問題点が残されている. 一方, 術前の画像診断の進歩により腫瘍の進展度診断が正確となってきたため, 必要最小限の切除・郭清術式が採用されるようになり, リンパ節・神経叢郭清の範囲も術後 QOL を下げない程度に抑さえつつ根治性を下げない術式が行われるようになってきた. また小型癌, 粘膜内癌, 良悪境界領域病変など早期診断により, 機能温存を目的とした膵頭部の区域切除, 部分切除が可能となった. 現在は, 縮小手術に特有の術後合併症対策を講ずることが急務となっている.
- 1995-01-01
論文 | ランダム
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