肝癌に対する外科的治療(<特集>第35回日本消外学会シンポ2・肝細胞癌の治療)
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概要
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肝癌に対する著者らの方針は拡大手術であり,根治性が期待できる場合にはそれを可及的に向上させるために,1区域付加切除を心がけている.また,門脈腫瘍栓合併例など,根治性はない場合にも,腫瘍栓を除去し,肝切除を行い,術後のTAEを行って延命を求める.こうした拡大手術には,的確な肝予備能を把握することが求められ,著者らはそのためにミトコンドリア機能を血中ケトン体比によって測定している.肝切除は血中ケトン体比を低下させ,術後それが遷延すれぼ重篤な合併症を引き起こす.後中の血中ケトン体比を低下させる大きな因子の一つに門脈うっ滞があり,それを回避する目的でバイオポンプ^(R)が非常に有用である.
- 1990-10-01
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