プリンタにおける用紙自動装てん
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文はプリンタ等における用紙の自動装てんに関するものであり, 装てんの最適条件, 設計への適用限界を明確化したものである。装てん機構に関しては, 摩擦ローラからトラクタピンヘの用紙引渡し行程を求め, 引張力の働く領域幅の最も広い条件が, 安定引渡しの最適点であることを明らかにした。また用紙のけられ, 穴がれ等の動的現象の働く領域が存在することを示し, 解析と実験の比較を行った。これより以下の結果が得られた。(1)用紙引渡しの最適条件を与える速度比を求めた。(2)動的現象に対しては, ローラ引張力の低減, 用紙連量の増加が安定領域を広げる上で効果がある。(3)高速プリンタに関する時間比較より, 自動は手動に比較して1/4程度の時間短縮が図れる。
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1980-12-05
著者
関連論文
- 多目的ICカ-ド内メモリ-の論理的構成法 (ICカ-ド)
- 4M-9 周波数成分の波形特徴に基づいた画像への副情報埋め込み手法
- 用紙送り穴部の動的な変形-力特性
- 用紙送り穴部の変形-力特性
- 改行動作時の用紙の挙動 : 繰返し改行動作
- 用紙リトラクト機構の検討
- プリンタにおける用紙自動装てん
- 高速漢字プリンタの用紙処理
- 高速XYプロッタ機構の検討
- プリンタ用紙の加工特性 : 孔がれ・打抜き・引張切断
- 用紙におけるスプリングバックと折りたたみ特性
- プリンタの最適折りたたみと用紙特性
- 309 用紙の加工特性の実験的検討(高分子材料)
- 高速プリンタの用紙折りたたみ特性
- 改行動作時の用紙の挙動
- 用紙の力学的特性
- 317 用紙の力学的特性とスプリングバック
- 電子商取引における情報漏洩に起因する脅威 (小特集:情報メディアの利用形態と課題)
- ICカ-ドの標準化の現状 (ICカ-ド)
- ICカ-ドの標準化をふりかえって (ハイテク時代の標準化とその国際化) -- (国際標準化活動の現状と今後の課題)
- DT-1223共通パッケ-ジプログラムの実用化