中世の愛 : トルーバドールの場合
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概要
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愛とは発生的には、リビドーが特定の対象に固定することである。それはある時代、ある地域、ある階層組織社会における事象となって出る。この事象は、つねにフィクションとなり、イメージとなり、文学の特定ジャンルとしてもう一度その社会に現象する。このことによって愛をより確実なメッセージとし、追体験させる文学行為は、ホモ・サピエンスである人間固有文化活動である。トルーバドールの歌はこの次第を最もよく明らかにするものである。
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東海学院大学・東海女子短期大学 | 論文
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