注文量と納期に制約がある動的機械加工工程の最適化モデル
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概要
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機械加工工程の材料除去率の最適制御を行うために,注文量と納期に対して制約がある条件下での,動的加工工程最適化モデルを提期に対する制約条件の下で,動的加工工程最適化モデルを提案する.本論文で提案するモデルは,材料除去率を動的に評価する目的関数を持つ.この連続時間最適制御問題を,変分法を用いて解く手法を提案する.この最適化手法を用いて,製品の納期に対する制約を満足した上で加工コストを最小化する最適解を求めることができる.複数の解から適切なものを選択するための意思決定の規範や,各決定変数が最適解に及ぼす影響を評価する感度解析についても議論する.最後に,実際的な機械加工の工程設計問題を取り上げ,最適設計の数値シミュレーションを示す.本論文で提案する手法は,今日の機械加工産業において加工工程設計を行う生産管理エンジニアにとって重要な貢献である.(茨木創一 訳)
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2002-03-01
著者
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Lan Tian-syung
Tatung University:tungnan Institute Of Technology
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Lan Chun-hsiung
Tatung University
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Lan Chun-Hsiung
Tungnan Institute of Technology
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Yeh Long-Jyi
Tatung University
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Yeh Long-Jyi
De Lin Institute of Technology
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