平衡係数関数が一定となる場合の最大平衡フロー問題に対する多項式時間アルゴリズム
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概要
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M。Minouxは、最大平衡フロー問題を考際した。この問題は、最大フロー問題の一種、つまり、最大フロー問題に、さらに、ある与えられた関数(平衡係数関数と呼ばれる。)によって定められる制約条件が加わったものである。この論文では、最大平衡フロー問題に対して、実際的に高速かつ、簡明なアルゴリズムを提案する。しかも、平衡係数関数が一定となる場合に提案されたアルゴリズムはO(mT(n、m))の手間がかかることを示す。ただし、T(n、m)は、n個の点とm本の枝をもつネットワークに対して最大フロー問題を解くのに必要な計算時間とする。
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
著者
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