2つのサービス窓口が直列に並んだ待ち行列におけるサービス方法のコントロールと到着客のコントロール
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2つの独立な窓口が直列にならんだ待ち行列システムを考える。それぞれの窓口のサービス時間は指数分布で表わされ、客の到着もポアソン到着するとする。サーバーは1人で、このサーバーは同時に2つのうち、一方の窓口しかサービスできない。このとき、到着客を受理すべきかという到着客のコントロールと、どちらの窓口をサービスしたらよいかというサービス方法のコントロールの複合問題を考え、最適政策の単調性を求めた。この問題を、セミ・マルコフ決定過程で定式化し、状態の推移を作用素を用いて表現すると、簡単になるだけでなく、従来、別働に行われてきた到着客のコントロールとサービス方法のコントロールの単調性を導くための凸性が、同時に取り扱うこの問題に対しても、負の項に注目することによって、統一的に解析することができた。
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
著者
関連論文
- フィード・バックのある最適なジョブ・スケジューリング:割り引かれた場合
- A Queueing System with Setup Time for Switching of the Service Distribution
- 2つのサービス窓口が直列に並んだ待ち行列におけるサービス方法のコントロールと到着客のコントロール
- 利得とサービス時間により識別される客の最適制御の単調性
- 確率的クリアリング・システムにおける最適時間間隔