探知能力が不確実なセンサーによる捜索-停止問題
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概要
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この論文では、与えられた捜索区域内に存在することが不確実な1つの目標を、探知能力が確実にはわかっていないセンサーを用いて捜索をする場合における、捜索一停止問題が議論される。与えられた捜索区域内における目標の事後存在確率にもとづく2つの捜索打切り規則を考える。現在時点まで目標が未発見という情報のみを利用する打切り規則をルールIとし、目標と同一信号特性をもつ擬似目標をあらかじめ捜索区域内に散布し、その結果として得られる情報をも利用する規則をルールIIとする。ランダム捜索の仮定のもとで、各ルールの捜索打切り時刻に対する厳密底表現が与えられる。ついで、センサー能力の事前分布に対し、ガンマ分布が仮定され、擬似目標を利用すること(ルールII)の有効性に関する、いくつかの興味ある結果が得られた。
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
著者
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