『韓詩外伝』の新儒家思想
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概要
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『韓詩外伝』に、さまざまな思想がみられることは先学の指摘するところである。問題なのは、さまざまな先秦思想を韓嬰がどのように捉えていたのかということだ。韓嬰の思想は、これらの思想が雑駁不純に混在しているのではなく、また儒家思想を通して道家思想を求めたのでもなく、道家や易の道器論や陰陽二元論や中和の思想によって、儒家思想を新体系のもとに再構築しているのである。
- 福岡国際大学・福岡女子短期大学の論文
- 1998-07-31
福岡国際大学・福岡女子短期大学 | 論文
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