スルメのアデニール酸とイノシン酸の関係について
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概要
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実験室で通風乾燥により造られたスルメはAMPを多量に含むにもかかわらずIMPは検出できなかった。しかし市販のスルメでは極く少量のIMPが検出された。これは製造工程中にイカ肉に付着した微生物の作用によるものと考えた。そこで生イカ肉あるいは, 軽く乾かしたイカ肉を亜硝酸塩で処理してから乾燥し, AMPの脱アミノ化を試みた。この方法で造られたスルメはイノシン酸の量を増していた。次にイカ肉への亜硝酸塩の添加方法を種々変えてスルメを製造し, イノシン酸を多量に含むスルメの製造法を検討した。
- 福岡国際大学・福岡女子短期大学の論文
- 1974-12-31
福岡国際大学・福岡女子短期大学 | 論文
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