占領下日本における家庭科教育ナショナル・リーダーの米国視察(第2報) : 視察者の選定過程
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this report and the following one is to make clear the process by which home economics educators visited the United States as National Leaders in connection with CIE, the Ministry of Education and the U. S. Office of Education. In this report the participation of CIE and ME in the selection of visiting persons is clarified. After examining GHQ/SCAP, CIE Records and Japanese documents, the main points are follows : 1. The planning of home economics educators' visits to the States as National Leaders and the selection of suitable people were done by the leadership of the CIE and the "Interchange of Persons Board". In fact they were influenced by the input of M. Williamson, a homemaking education consultant in the CIE. 2. The Ministry of Education asked both universities and boards of education in Japan to recommend people to be dispatched to the States. It also dispatched staff to the committee to select personnel for the exchange of persons program. After deciding on the visiting members, the Ministry of Education contacted, guided and assisted them. 3. Dr. Williamson intended to nurture 17 educators as future leaders of homemaking education in Japan by observing home economics education and family life in the States.
- 2001-10-01
著者
関連論文
- 針と糸の民「モン族」の暮らしと織物の教材化に関する研究
- 「織りと衣が語る日本とカンボジアの女性たちのライフ・ストーリー」をテーマとした高等学校家庭科の授業構築
- 発展途上国の子どもを理解し共感する家庭科保育領域の教材開発 : 絵本製作学習への組込みの可能性
- 家庭科の保育領域におけるふれ合い体験学習の効果に関する研究
- 家庭科における乳幼児とのふれあい疑似体験学習に関する研究
- 高等学校家庭科における「生活の科学と文化」の教材化(5)ホームプロジェクトと開発途上国の生活改善を結ぶ試み
- 高等学校家庭科における「生活の科学と文化」の教材化(3)「生活改善100年のあゆみと今日の課題」
- 高等学校家庭科における環境教育の検証--環境の3Rと環境家計簿を中心に据えた学習モデルの場合
- 乳幼児とのふれあい体験学習における絵本製作指導の改善に関する研究
- 小・中・高等学校の家庭科における系統的な食生活学習の教材開発--「食品ピラミッド」を用いた学習プログラムの研究
- 高等学校家庭科における「生活の科学と文化」の教材化(2)生活改善への取り組みから考える
- 高等学校家庭科における「生活の科学と文化」の教材化(1)住生活『ダイニングキッチン』の誕生
- 高等学校家庭科における「生活の科学と文化」の教材化(4)ホームプロジェクトによる生活改善の今日的意義
- 絵本の製作と読み聞かせを通してモンの子どもと結ぶ家庭科授業の研究
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(24)高等学校家庭科教育政策の評価(その2)
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(XXIII) : 博士論文に見るM. ウィリアムソンの家庭科教育思想と占領教育政策への反映
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(XXII) : モード・ウィリアムソンの日本日記から
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(XX) : 「昭和二十二年度学習指導要領家庭科編(試案)」の教科理念の形成
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(21)小学校家庭科廃止論の台頭に関する再考察
- 占頷下の日本における家庭科教育の成立と展開(XVIII) : CIE教育映画『明るい家庭生活』の現代的意義
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(XIX) : 高等学校家庭科教育政策の評価(その1)
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開 (XVII) : 「昭和二十四年度学習指導要領家庭科編高等学校用」の成立事情について
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(XV) : CIE教育映画『明るい家庭生活』の映像分析を中心に
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開 (XIII) : IFELの概要と受講者の評価を中心に
- 廃食油の処理と再利用に関する調査研究(第2報) : 廃食油石けん作りの教材化について
- 廃食油の処理と再利用に関する調査研究(第1報) : 佐賀市の主婦を対象とした実態調査から
- 1930年代のアメリカ中等学校における男子家庭科の発展とその要因について
- 「学習研究」誌に見られる大正末期・昭和前期の家事科教育(第2報) : 指導方法について
- 「学習研究」誌に見られる大正末期・昭和前期の家事科教育(第1報) : 家事科の本質, 学習材料の選択及び理科との関連について
- CBTEプログラムによる家庭科教員養成について(第1報) : その歴史及びcompetencyの決定方法とプログラムモデル
- 私のゼミ…卒業論文を大学と附属学校との共同研究の中に位置づける (年間テーマ 未来へのかけ橋2 地域に根ざして)
- CIE教育映画『明るい家庭生活』に見る家庭科ホームプロジェクトの原点 (年間テーマ 「自立」と「共生」を目指して 4号テーマ これからの家庭科教育)
- 廃食油石けんづくりの教材化 (再生・再利用の家庭生活) -- (環境や社会に対応する実践)
- 「調べてつくる」家庭科の紙芝居製作指導 : 5年間の実践とその評価
- 家庭科支援の方策に関する一考察 : アメリカの教師支援体制が示唆するもの
- 占領下日本における「教育課程文庫」の設置と家政教育関係洋書(第1報) : 文庫の概要および設置の意図と背景
- 占領下日本における家庭科教育ナショナル・リーダーの米国視察(第2報) : 視察者の選定過程
- 占領下日本における家庭科教育ナショナル・リーダーの米国視察(第1報) : 人事交流計画と家庭科関係者の派遣
- 食育ぬりえ絵本の製作と登場する調理の実習を関連させた家庭科学習の効果 : 高等学校「家庭基礎」の場合 (今日的な教育課題)
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(25)『昭和二十四年度学習指導要領家庭科編高等学校用』の底本となったニューヨーク州の家庭科カリキュラム
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(14)ナショナル・リーダー桑田百代のアメリカ視察
- 占領下日本における家庭科教育の成立と展開(16)中等教育研究集会家庭科部会の研究協議から
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(11)米国側報告書に見る家庭科教育政策の推移
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(12)ホーム・プロジェクトとユニット・キッチンによる台所改善の試み
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(9)鹿児島県指導主事小山田春子氏の研修活動
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(10)徳島県にみる高等学校家庭科の定着過程
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(7)CIE『週間報告』に見る家庭科教育の進展
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(8)新制高等学校家庭科教員の再教育と現職教育
- 占領下日本における「教育課程文庫」の設置と家政教育関係洋書(第3報) : 同洋書の利用実態と影響について
- 占領下日本における「教育課程文庫」の設置と家政教育関係洋書(第2報) : 同洋書の分類方法と量的・質的側面からの検討
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(5)--神奈川県指導主事松本喜美子氏の足跡から
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(6)文部省指定高校家庭科実験学校の設置を中心に
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(4)I.ネルソンとD.S.ルイスの果たした役割 (教科教育学部門)
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(3) : M.ウィリアムソンの出張報告に記された家庭科教育の進展
- 占領下の日本における家庭科教育の成立と展開(1) : M.ウィリアムソンの果たした役割