立体角投射率を用いた遮蔽物を含む照度計算(光放射の計測-2)
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概要
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多くの照明シミュレーションでは,室内表面を均等拡散面として照度計算している.もし,照射面が遮蔽物の投影による明暗を含んでいなければ計算は簡単なものとなる.しかし,部分的に明暗が見られればその計算はかなり複雑化する.そこで筆者らは,遮蔽物の投影による明暗が見られる表面の照度計算をするための新しい手法を提示している.放射面からの光束を微小光束から成り立っていると考え,そのうちの数本が面要素に入射し,均一微小照度面をつくる.面要素が光線の射影範囲内か否かによって,1か0の重み付けをするという比較的簡単な関数を用いる.そして,全ての光線を積分することにより,最終的に受光面での照度が得られる.遮蔽面はその光線を遮り,放射の投影状態を変化させると考える.遮蔽されない全ての光線を積分する.最終的には照射面からの光線が得られることとなる.各表面形状の射影が光線の組を決め,光源に到達するものだけが考慮されることとなる.各受光面と光線の交点が照度を増加させ,全ての光線を積分する関数により計算される.その結果,放射変換解析と光線との予期せぬ組み合わせによって遮蔽された照度を考慮する効率的な方法となる.
- 2003-09-01
論文 | ランダム
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