ハスモンヨトウにおける核多角体病ウイルスの経卵伝達に関する研究 : I. 雄成虫のウイルス汚染処理による次世代幼虫へのウイルス感染
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概要
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The nuclear polyhedrosis virus of Spodoptera litura (SlNPV) was transmitted by male moths contaminated with polyhedral inclusion bodies (PIBs) of S1NPV to the next generation. The clasper or abdomen of male moths were treated with powder or suspension of PIBs. The treated moths were mated with untreated females. So, the clasper treatment with PIBS powder was most effective in SlNPV infection of the next generation larvae in all treatments. SlNPV was trans-mitted by the male moths self-contaminated with PIBS powder placed around the sex-pheromone source. PIBS were observed on claspers of self-contaminated male moths and also on the eggs oviposited by females mated with contaminated males using SEMed. Many PIBS were micro-scopically observed in the feces of the male moths which sucked sucrose solution containing PIBS placed around the sex-pheromone source, and the next generation larvae were infected with SlNPV.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1990-02-25
著者
-
岩花 秀典
農工大・農
-
阿久津 喜作
東京都農業試験場
-
岩花 秀典
東京農工大・農
-
増田 俊雄
宮城県園芸試験場
-
増田 俊雄
東京農工大学農学部
-
増田 俊雄
東京農工大学農学部:(現)宮城県園芸試験場
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