クスノキの展葉フェノロジーに対応したdomatiaの空間分布パターンとフシダニの発生消長
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概要
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We studied the spatial distribution patterns of various types of domatia on Cinnamomum camphora Linn. leaves and the seasonal occurrence of eriophyid mites inhabiting the domatia. At the time of foliation in the spring, the domatia on the leaves at the proximal part of shoots had a wide-entrance, while that on the leaves at the other parts had a narrow-entrance. With the advance of foliation, the peak density of eriophyid mites shifted from previous-year leaves to current-year leaves, and from proximal to distal parts of the current-year shoot. Eriophyid mites increased in number at the domatia with a wide-entrance early in the season, and later they seemed to migrate to the domatia with a narrow-entrance.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 2002-08-25
著者
-
矢野 修一
京大院・農・生態情報
-
高藤 晃雄
京都大学大学院農学研究科
-
矢野 修一
トロピカルテクノセ:沖縄先端ゲノム
-
笠井 敦
京大院農・生態情報
-
上遠野 冨士夫
千葉県農業総合研究センター応用昆虫研究室
-
上遠野 冨士夫
千葉県農業大学校
-
上遠野 冨士夫
千葉県農業総合研究センター生産環境部応用昆虫研究室
-
西田 隆義
京都大学大学院農学研究科昆虫生態学研究室
-
笠井 敦
京都大学大学院農学研究科生態情報開発学研究室
-
矢野 修一
京都大学大学院農学研究科生態情報開発学研究室
-
矢野 修一
京都大学大学院農学研究科
-
矢野 修一
京都大学大学院
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