情報発信能力開発のためのワープロ教育
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概要
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情報化社会に生きる市民は、パーソナルコンピュータ(以下パソコンと称す)やワードプロセッサ(以下ワープロと称す)を道具として活用し、情報を材料として自分自身が生成した情報を、情報発信者として如何に発信するかが問われてくる。そこで、これまでの操作技術修得中心のワープロ教育を改変し、情報発信能力の開発をめざしたワープロによる実験授業を展開している。それは、出版企画、アイデアの整理・文章構成演習、ワープロを活用した文章作成、ミーティングをとおしての推敲を行なうものである。本論では、情報発信能力開発について概観し、本実験授業の報告を行なう。
- 日本教育情報学会の論文
- 1991-08-21