高校数学における学習指導法の改善
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概要
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本報告では、学習指導改善を目的とした取り組みにおいて、生徒の実態調査を行い、教師のみでなく、学習者である生徒とともに授業を評価する。また、すでに高等学校においては、平成6年度より新教育課程が実施されているが、^<1)>文部省は「指導方法においては、コンピュータ等の教育機器を有効に活用したり体験的な学習を取り入れることにより、生徒の実態に応じて工夫改善していくことが必要である」と述べている。この趣旨を活かして、授業を教師だけでなく、教師と生徒とが、認知、情意、技能及び態度を評価し、学習指導を改善するために、コンピュータ等の教育機器や体験学習を積極的に取り入れた。その結果、教育メディアとしての生徒自作ビデオやグラフ関数電卓を高校数学「2次関数」の学習において活用することは、学習指導上で効果的であることが明らかにされた。
- 日本教育情報学会の論文
- 1997-08-08
著者
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