動物肢の発生と形態形成メカニズム(<特集>生体細胞・組織工学)
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概要
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脊椎動物の四肢の発生過程は,パターン形成機構解明のための良いモデル系として古くから解析が進んできた.古典的な実験形態学的研究から得られた知見をもとに,位置情報などの概念が提唱され,発生生物学全般に大きな影響を与えてきた.加えて,近年の分子生物学的手法により物質面からの解析が進み,古典的概念をふまえた新たなモデルも提唱されている.最近では肢の形成部位の決定や前肢・後肢の違いなどに関わる分子も発見され,発生生物学の枠にとどまらず,進化論的な視点からの議論も盛んである.本論文では,四肢の骨格パターン形成過程において観察される現象とそこに関与する分子群,およびそれらの相互作用について最近の知見をまじえて議論する.
- バイオメカニズム学会の論文
- 1999-11-01
著者
-
野地 澄晴
徳島大学工学部 生物工学科
-
濃野 勉
川崎医科大学薬理学教室
-
濃野 勉
川崎医科大学分子生物学教室
-
和田 直之
川崎医科大学分子生物学教室
-
野地 澄晴
徳島大 工
-
野地 澄晴
徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部
-
野地 澄晴
川崎医科大学 分子生物
-
野地 澄晴
徳島大学工学部
-
濃野 勉
川崎医科大学分子生物学
-
濃野 勉
川崎医科大学形成外科
-
和田 直之
川崎医科大学分子生物学
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