遊び概念の再検討
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概要
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遊びという語は日常生活のさまざまな場面で、多種多様な用いられ方をしている。そのため、遊びに関する議論において無用な混乱の生じることが多々ある。そこで、本稿は遊びの原義に最も近いとされる遊戯、楽しさ・面白さ、遊ぶことについて、それぞれの意味内容を明確にするという方法で遊び概念の再検討を試みた。再検討の結果、遊戯とはルールや技術体系等などの複合体であり、主体が対象へ働きかけるとき手段として役立つものであること。楽しさ・面白さは主体の合目的的活動によって彼自身が感じるものであり、遊戯や遊ぶこと自体に存在するものではないこと。遊ぶことは、遊戯を媒介とする人間関係の一形式であることなどを明らかにした。
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