随伴性判断に及ぼす情報のタイプの影響
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概要
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2つの事象の随伴性の判断に関して,それらの事象の生起,非生起によって2×2の随伴性テーブルを考えることができる。そのテーブルの4つのセルのウエイトが同等でないことがこれまでの研究で示唆されいる。本研究は,それらのセルのウエイトを直接的に検証することを目的として,客観的随伴性は等しいが,各セルの頻度が異なる場合の比較を行った。その結果,原因とみなされる事象が生起するセルの情報が重視されることが示された。
- 宇都宮大学の論文
- 2003-03-01
著者
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