ガンマ線照射によるアリモドキゾウムシ雄の放射線不妊化機構の超微形態学的観察
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概要
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アリモドキゾウムシ(Cylas formicarius Fabricius)のガンマー線照射による不妊化機構を解明するため,蛹期に50Gy照射した雄成虫の精子形成と中腸組織に及ぼす照射の影響を電子顕微鏡により組織学的に観察した。照射虫の精巣では精原・精母細胞や精細胞の核の崩壊,ミトコンドリアの変形,精子の軸糸の異常が観察された。一方,消化管に対するガンマー線照射の影響は中腸の新生細胞でみられ,新たな上皮細胞の形成が阻止されることにより,消化機能が低下し寿命の低下につながると考えられた。
- 岐阜大学の論文
- 1998-12-26
著者
-
山口 卓宏
鹿児島農試
-
桜井 宏紀
岐阜大学農学部生物生産システム学科
-
桜井 宏紀
岐阜大・農
-
櫻井 宏紀
岐阜大学農学部昆虫制御学教室
-
桜井 宏紀
岐阜大 農
-
土山 康彦
岐阜大学農学部生物生産システム学科
-
和泉 省勝
鹿児島農試大島支場
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