障害問題における環境因子としての地域社会と変革への取り組み : 地域に根ざした生涯支援にむけて : 人間学としての障害学私論(3)
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概要
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障害児者問題の問題性をつくるものは、個人の側の能力と社会の側の障害受容能力の双方の問題であり、個人と社会の双方が成長し、あるいは、変革されなければならないということ、すなわち.障害問題は、障害をもっている個人の障害状況と、社会の諸制度不備、無理解、偏見といった社会の障害状況という相互障害状況の中で生まれることをいくつかの地域事例をあげて述べた。障害問題の克服については、地域社会の側の障害状況の改善が一方の課題と考え.筆者の参加した地域活動事例をもとに「地域を場とし生涯をコース」とする取り組みの方向を述べた。なお、本論は「日本特殊教育学会第40回大会(上越教育大学・準備委員長小宮三爾)」の教育講演にて報告したもので、タイトルに人間学としての障害学私論(3)を加えたものである。
- 2003-02-05
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